令和6年度総会後は、本支部企画の第2回研修会として、株式会社プラスロボの代表取締役CEOの鈴木亮平氏をお招きし、“令和時代の互助インフラ構築を目指す「スケッター」の取り組み”についてご講演をいただきました。高齢者介護をはじめとする、人手不足の現場に、年齢を問わない短時間での有償ボランテイアをつなげる新時代の情報プットフォームについて学ぶ良い機会となりました。
今年度は、会員からの希望が多かったことから、会員施設での先進事例の発表を3事例お願いしました。宮城県気仙沼市の特別養護老人ホーム春圃苑から「全国老施協介護ICT導入モデル事業」について、山形県山形市の特別養護老人ホームながまち荘から、「公益的な取り組みについて」「幹部の大学院進学」について、宮城県名取市の特別養護老人ホーム松陽苑から、「介護ロボット・ICTの導入と検証」について、それぞれ興味深い先進的な実践事例の発表をいただき、活発な質疑応答や、時には笑いも沸き起こり、同窓生同士ならではの、和やかな事例発表の時間となりました。
研修会終了後夕方からは、引き続き、「TFU Cafeteria Olive」で、懇親会を開催しました。宮城県支部副会長の折腹実己子氏(1976年度卒)の乾杯ご発声の後、出席いただいた各協力企業・団体からそれぞれ自己紹介をいただき、会員と協力企業・団体の交流も深まりました。2時間の歓談の時間はあっという間に過ぎ行き、宮城県支部副会長・同会協力企業でもある福祉用具機器販売製造のジェー・シー・アイ社長の大信田和義氏(1986年度卒)の中締めで、再会を期して、名残惜しい時間を終了しました。