同会は、コロナ渦の令和2年11 月に、当時山形市の特別養護老人ホームながまち荘施設長であった同会幹事長の峯田幸悦氏(1979年度卒)の声がけから、介護サービス事業者の役員や管理者を対象とした、地域を横断する新しい支部として発足しました。同会は、本学卒業生である施設長、管理者およびその経験者、理事長等のネットワーク強化により、今後の各施設、各地域における効果的な取り組みに繋げるとともに、母校の発展に寄与することを活動目標としています。
同会初めての対面となる令和5年度総会を、宮城・山形・岩手・福島・東京の1都4県から31名、同会運営協力企業から11名、本学より3名、合計45名と多数の参加者をお迎えし、8月19日土曜日に、仙台駅東口キャンパスで開催しました。【写真1】
涌井和会長(1973年度卒・山形県)【写真2】、松川弘副会長(1980年度卒・宮城県)【写真3】の挨拶で開会後、元応援団長の岡崎寛氏(1979年度卒・宮城県)【写真4】のリードによる校歌斉唱で一気に盛り上がりました。本学からは、本学同窓会長の鈴木教務部事務部長【写真5】から本学の近況や創立150周年に向けての動きについて、福祉実習支援室の遠藤室長補佐【写真6】より、本学福祉関係資格希望実習生の動向について、それぞれお話をいただき、創立150周年に向けての同窓会としての協力や、福祉実習生の受け入れについて、本学と同会との連携強化について確認する機会となりました。協力企業も含む参加者全員からの近況の報告【写真7】【写真8】や、今後の各地域での活動についての発言をいただき、無事閉会しました。【写真9】
総会後は、同会企画の記念講演として、聴脳科学総合研究所所長の中石真一路氏をお招きし、「高齢難聴者の意思疎通における課題と認知症ケア ~山形市におけるヒヤリングフレイル予防の取り組み~」についてご講演【写真10】いただきました。高齢者介護の現場で、共通の課題として認識していながら、科学的な根拠が少ない、難聴者への取り組みについて学ぶ機会となりました。
夕方からは、「TFU Cafeteria Olive」で、懇親会を開催しました。岩手県支部副会長の西尾卓樹氏(1986年度卒・岩手県)の乾杯発声【写真11】の後、歓談の時間はあっという間に過ぎ行き、同会協力企業でもある福祉用具機器販売製造のジェーシーアイ社長の大信田和義氏(1986年度卒・宮城県)の中締め【写真12】で、再会を期して、名残惜しい時間を終了しました。
同会は、発足したばかりで、会員はまだ45名ですが、今後は、同会活動を活発化し、母校への貢献を増やしたいと願っています。新たな会員登録をお待ちしております。